段ボールコンポストのデメリットはずばり虫がわく?!便所バチ、ダニとの上手な付き合い方

家庭菜園

段ボールコンポストのデメリット

段ボールコンポストのデメリットは、ずばり、虫がわくことです。
自然と共生するってことはこういうことよね。。。と割り切れるとよいですが、どうしても虫がダメな人はいると思います。

虫がなるべく沸かない前準備の方法はこちら

段ボールコンポストによくつく虫は通称「便所バチ」と呼ばれる、蜂なのかハエなのかよくわからない虫です。蜂という名前ですが刺すことはなく、おとなしい虫です。(正式名称コウカアブ)

ガムテープを貼ってカバーをしていても、いつのまにか卵を産み付けられ、ある日ウジ虫がわんさか湧きます。

ウジ虫なら私は大丈夫なのですが、成虫になるとこちらに向かって飛んでくるのが苦手です。

成虫になると布カバーを外す前に箱の中で飛んでいる音がするので、もうそのまま熟成にはいります・・・

幼虫の時の写真はなかったのですが、こちらは2か月以上熟成したあと、カバーを外したら死んでいた便所バチです。ありがたく畑の栄養になっていただきます。しらべていたら、この幼虫は今話題の昆虫食として期待され、アメリカでは養殖キットも販売されているようです。

 

さて、今回の新しいコンポストを設置して次の日、初めて見る虫がいました。

みえますか?
薄いベージュのダニ?!

コンポストを触ると、手にもたくさんつきます。

上に上に、登ってくる・・!!

ガムテープでくっつけて取りました。

調べたら「コナダニ」というダニで、人を刺すことはないそうです。
段ボールコンポストにわくこともよくあるそうなのですが、私はコンポスト歴6年目で初めて見ました。役所からついてきてしまったのでしょうか。

人に刺したりはしないし、「ダニは買ってでも飼え」という農業の偉い人もいることも分かったのですが、私は今までで一番苦手な虫でした。

コンポストにいるだけならいいのですが、小麦粉やお好み焼き粉にわいて、気づかずにいたら、半分くらいコナダニになっていて、なんか粉が動いている、という状況になったりするそうです。

また、畳に繁殖するようなので、ベランダに面した部屋が和室の我が家は危ないです。
次の日には近くに置いてあった植木鉢たちにも広がっており、もうコンポストを一回捨ててしまえばいいというレベルじゃなくなってしまいました。

なんとか家の中にはもちこまないように、気を付けていきたいと思います。

(数日後、カエルが大量にいました。
どうやらダニを食べてくれるようです。)

段ボールコンポストのデメリットはやはり虫がわくということでしたが、自然界ではそれが当たり前で、虫がいるからごみが分解され自然に還っていくのですよね。

段ボールコンポストのメリット

段ボールコンポストがあると、水分が多くて重い生ごみが無くなって、毎週のごみ出しが楽になります。また、もらったけど食べきれなかったお野菜などを処分しないといけないときにも罪悪感が少ないです。子供がいると地球の循環システムについての勉強になるし、自分も気づかされることがいっぱいです。

でも、ストレスになってしまってもいけないので、自分に合ったごみ処理の方法を見つけてくださいね。

 

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