不登校ママが見学してきた「きのくにこどもの村学園」

子どもが不登校になってから、いろいろなオルタナティブスクールを見学してきました。

今回はきのくにこどもの村学園について書いていきます。

きのくにこどもの村学園は私立学校

色々なオルタナティブスクールについて書いていますが、きのくに子どもの村学園は認可された私立の小中学校です。

認可されていないフリースクールやオルタナティブスクールは済んでいる地域の公立学校に籍を置いているので、出席扱いになるかどうかは公立学校の校長次第ということになりますが、きのくに子どもの村は私立の学校なのでそういうことはありません。

私立の学校として認可されるためには校舎に○㎡、校庭に○㎡、体育館に○㎡と決まっており、お金が億単位でかかるので、創立者の堀信一郎さんの並々ならぬ努力があったそうです。

 

全国に4校+イギリスに1校

現在きのくに子どもの村学園は全国に4校+イギリスに1校あります。

 

きのくにこどもの村の魅力

学費が安い

きのくに子どもの村の魅力は本当にたくさんありますが、一つは私立にしては学費が安いという点です。インターナショナルスクールや認可されていないモンテッソーリのオルタナティブスクールでも、年に300万以上かかるようです。

きのくに子どもの村は寮生で年156万円、通学の子で約74万円(ながさき東そのぎ子どもの村小学校の場合)です。20~30人のクラスに先生が2人もいてとても手厚いことを考えると、とても良心的です。先生たちも給料は高くないけれど、この学校が本当に楽しくて働いておられる方ばかりだそうです。

きのくにこどもの村の本

きのくにこどもの村の一日

きのくにこどもの村の授業の特徴

きのくにこどもの村とオルタナティブスクールの違い

サマースクールで体験

きのくに子どもの村では、夏休み期間にサマースクールが開催されます。
サマースクールは公立の小学校に通っている子もきのくにの学習を体験できる2泊3日の合宿です。

うちの子も去年サマースクールに参加してきました。
とても楽しかったようで今年も申し込むつもりです。
料金は2万円で、申し込みをして通れば参加できます。

サマースクールでは「料理」「工作」「お話作り」のクラスが選べて、うちの子は料理にしたそうです。事前の申し込み用紙に書いた希望は「工作」だったのですが、変更しても大丈夫だったようです。

料理のクラスでは、まず鶏の卵を回収することから始まったそうで、うちの子は鶏が大好きになり、「鶏を飼いたい」と言っています。
そして麺を作り、思い思いの食材で色を付けたそうです。

またアイスクリームをを作ったり、勝山の恐竜博物館に行ったり、夜には肝試しもあったそうです。

食事は自分が食べられるものを食べられる量だけ取ればよく、夜にはおやつも出ます。お風呂も歯磨きも強制されることはないので、迎えに行ったときうちの子は臭くなっていました(笑)

朝も無理に起こされないので、うちの子は「次は目覚ましを持っていく」と言っています。

 

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